開催期間:
2023/01/29 04:00~07:00
わが国で初めて地域フォーミュラリが山形県酒田地区で実施されてから四年近くが経過した。現時点ですでに複数の地域で実施され、あるいは導入が具体的に検討されている。今後は加速度的に導入する地域が増えて行くだろう。そうした実際の事例を研究対象にした厚労科学特別研究事業による第二次フォーミュラリ研究班(第二次今井班)が本年4月から発足した。
この研究班では、全国の十数の地区で実施される地域フォーミュラリの導入および運営方法を抽出し、そこから「実施ガイドライン」を作成する計画である。これにより全国の様々な地域でフォーミュラリが容易に実施できるようになる。2024年度からの第四期医療費適正化計画に『地域フォーミュラリ』が盛り込まれる見込みになった。厚労省や財務省の内部でその詳細について今後詰めて行くことになり、また都道府県内では具体的な計画を立案するだろう。そうしたことから2024年度診療報酬改定でも何らかの形で評価されると考えられる。地域の薬局薬剤師は、地域フォーミュラリ実施に向けた準備をする必要がある。薬薬連携であり、地域の医師会との協働作業であり、また薬局の在庫管理、発注方法、医薬品の選択など、早めに体制を整えるべきだろう。
本講演では、わが国の地域フォーミュラリについて現状と展望をお話したい。
【講師】
今井 博久(一般社団法人日本フォーミュラリ学会 理事長/帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 教授)
【開催方法】
オンライン開催
【参加費】
会員 :10,000円(税込)
非会員:13,000円(税込)
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【単位シールの発送について】
単位シールはアンケートにご回答いただいた薬剤師の方に研修会終了後に郵送いたします。
在宅医療、多職種連携、専門薬剤師・認定薬剤師
オンライン開催
2 単位
P03 一般社団法人 日本在宅薬学会
公開開始日:2022年10月31日~