開催期間:
2026/10/07 11:00~12:30
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薬局などで患者さんと接していると、「これは相談として受け止めてよいのだろうか?」と戸惑うような場面に出会うことがあります。
今回取り上げるのは、中高年男性から女性医療職に持ち込まれる「性や健康に関する相談」です。勃起不全や排尿障害、夫婦の性生活、パートナーへの暴力についての告白など、一見すると真剣な相談に見える一方で、具体的な解決方法を求める「相談」とは捉えにくいケースもあります。
なぜ男性は、女性医療職にこうしたことを語るのでしょうか。
なぜ、その相談が私たちのもとに持ち込まれるのでしょうか。
そして、私たちはそれをどこまで「相談」として受け止めるのでしょうか。
「医療専門職として、患者さんの相談にはフラットに向き合いたい」という思いがある一方で、相談を受ける女性医療者が、負担やハラスメントを感じることもあります。
また、「男性特有のヘルスケアも大切」と言われる一方で、その具体的な課題やケアの担い手については十分に語られないまま、女性医療職にその役割が期待される場面もあります。
こうした現場で生じる「なんとも言えないモヤモヤ」を、個人の経験や感覚だけで終わらせず、男性学・マジョリティ研究の視点から考えてみませんか?
講師には、男性を対象とした臨床実践に携わりながら、DV・ストーキング・ハラスメントなど、男性の暴力について研究されている西井開先生をお迎えします。
専門職として誠実に向き合うことと、望まない役割を引き受けないこと。
講義とグループディスカッションを通して、男性から女性医療職に持ち込まれる「相談」をめぐる現場の問いを、一緒に考える時間にしたいと思います。
【こんなことが学べます】
・中高年男性が女性医療職に相談する背景を、男性学・ジェンダーの視点から考える
・「相談」「告白」「開示」によって、女性医療者が負担やハラスメントを感じる場面について考える
・男性の健康課題が女性医療職に持ち込まれる社会的・文化的背景
・患者・相談者を理解しながら、専門職としての適切な境界線について
【講師紹介】
西井開先生
立教大学大学院社会デザイン研究科特任准教授。一般社団法人UNLEARN理事。
専門は臨床社会学、男性・マジョリティ研究。臨床心理士。公認心理士。
男性を対象とした臨床実践に携わりながら、ミクロな視点からジェンダー問題に取り組む。近年は、DV、ストーキング、ハラスメントなど親密圏および組織内で生じる男性の暴力について、臨床現場での経験を踏まえながら探究している。
著書(単著)に『転落男性論:孤立、暴力、ホモソーシャル』(金剛出版)がある。
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オンライン開催
1 単位
G01 公益財団法人 日本薬剤師研修センター
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公開開始日:2026年8月27日~
一般社団法人SRHR pharmacy PROject
srhrpharmacyproject@gmail.com