開催期間:
2026/06/03 10:30~12:00
●概要
薬剤師には、患者に「安全で安心」な薬物療法を提供する役割が強く求められています。また、フォローアップ時の対応など、これまで以上に薬学的知見に基づく判断力も求められます。副作用から患者を守るためには、薬剤師が兆候を見つけるだけでなく、患者自身が体調変化に気づき、必要な行動をとれるよう支援することが重要です。そのためには、副作用の初期症状や注意点をわかりやすく伝える工夫が求められます。本研修では、添付文書に記載されている副作用を発生機序に基づき整理する「副作用機序別分類」を紹介いたします。副作用機序別分類は、副作用を薬理作用、毒性、過敏症などの発生機序ごとに整理し、患者ごとのリスク評価や初期症状の把握、適切な対応につなげるための有用な枠組みです。
今回は、この視点を導入し、骨粗鬆症治療におけるビスホスホネート製剤の理解を深めることを目的とします。具体的には、骨粗鬆症の病態やリスク因子を整理した上で、ビスホスホネート製剤の作用機序と臨床的意義を薬学的観点から整理します。さらに、アレンドロン酸を例に、用法・用量の特徴や服薬指導の要点、剤形の違いによるアドヒアランスへの影響について解説します。また、副作用機序別分類の観点から、上部消化管障害や顎骨壊死などの副作用をどのように捉え、患者への説明やフォローアップにどのようにつなげるかを、みなさんと考えていきます。これらを通じて、処方意図の理解から患者背景に応じた薬学的介入へとつなげる実践的思考を養います。
最後に、副作用機序別分類に基づく実務支援ツール「どんぷり」の活用についても簡単に紹介します。
●スケジュール
19:30~20:00
①副作用機序別分類の解説 (以前に聞いたことがある方は②20:00~の途中参加でもOKです)
20:00~21:00
②ビスホスホネート製剤の副作用を機序別に分類しながら薬学的介入を考える
●講師
佐藤ユリ(NPO法人どんぐり未来塾代表)
服薬指導
オンライン開催Zoom
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公開開始日:2026年5月2日~