開催期間:
2024/09/29 04:00~07:10
第31回平成塾通信講座スクーリング
●開催日 2024年9月29日(日) 13時〜16時10分
演題1「治療薬に見る認知症治療」「治療薬に見るうつ病・双極性障害治療」
講師:有限会社 丈夫屋 管理薬剤師 今泉眞知子先生
講演要旨:昭和薬科大学同窓会の平成塾では、2024年度テーマが神経・精神系疾患、内分泌系疾患となっています。この中で、高齢化社会で益々増加傾向にある認知症、そして、表面的よりも大きい症例が見込まれているうつ病を取り上げた。認知症では近年、新しい治療薬としていよいよ抗アミロイドβ薬が出現し、これから先の治療が変化する期待がある。又、うつ病は、近年多くの治療薬が開発され、実際に使用されている。うつ病は双極性障害とセットで考えられることが多いが、病態、又治療共におなじものとはみなされない。これらの薬物療法を理解するために治療薬、ひいては実際の処方箋をもととした治療の実際を考察してみたい。
演題2「神経·筋弛緩と精神疾患の薬物療法」
講師:一般社団法人昭薬同窓会 平成塾学術担当理事・塾長 逸見仁道先生
講演要旨:我が国は2007年に超高齢社会に突入し、65歳以上の年齢は年々増加を続け、2022年には29%となり、2050年には36%となると予測されています。高齢者医療は今後益々重要となり、新たな取り組みの必要性にも迫られています。このような社会情勢の中、今年に入って、2つの興味深い書物が再販されました。1つは高齢者への薬剤処方に関する書籍で、高齢者には処方を避けるのが望ましいと判断される代表的な薬剤が掲載されています。今1つは高齢者総合機能評価(CGA)、即ち、高齢者の機能を総合的に評価する方法に関するガイドラインで、得られた情報を関与する医療者や介護者と共用し活用するという位置づけです。
今回は本年度の通信講座のテーマの1つである「神経・筋疾患の病態生理と薬物療法」からてんかんとパーキンソン病を選び、①教科書掲載内容の簡単な紹介②高齢者患者での注意点③CGAの紹介と活用について紹介する予定です。両疾病ともに高齢者での発症が多く報告され、今後患者数の増加が予想されています。CGAガイドラインでは薬剤師の活動例が少なく、活躍の場が限定されているように見えますが、本講演が職場での将来の活動に少しでも役立つことを望んでいます。
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*演題は変更される場合がございます。
*お申込みが終了した方に、開催日約1週間前よりZoomURLやパスワードなどの情報および研修会資料や単位及び受講証明書発行に必要な書類をメールにてお送りいたします。
【注意】今年度通信講座受講生ならびに昭和薬科大学6年制卒業の方は受講料が異なりますので、平成塾HP(https://shoyaku.net/school/attendance/)より、お申込みください。
あるいは電子メールアドレスを[アスヤクLIFE研修] の個別メッセージでお知らせください。
*キャンセルの場合、決済のしくみ上受講料の返金は致しかねますので、何卒ご了承ください。
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オンライン開催
2 単位
G12 一般社団法人 昭薬同窓会・平成塾
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公開開始日:2024年8月29日~
一般社団法人昭薬同窓会・平成塾
alinfo@shoyaku.net または 042-722-5750 (平日午後1時から4時まで)